ウィーちゃんウィーちゃん

リボ払いは損だってよく聞くけど、本当に損なの?

博士博士

リボ払いは手数料も高く、借金が膨らみやすい言われるがそればかりではないのじゃよ。

リボ払いが損なのか、得なのかがわかるように解説していくぞ。

クレジットカードを利用するときに、お店のレジで支払い方法を尋ねられることがありますよね。あなたはどの方法で支払いをしているのでしょう。

「リボ払いは損だって聞いたことあるから、リボ払い以外の方法かな。」

実は、このようにリボ払いは手数料の利率も高く、損することが多いといわれることが多いのですが、本当に損になるのでしょうか?

そこでリボ払いのことを良く知るためにリボ払いの仕組みや手数料の年率(1年間にかかる金利)までを詳しく解説していきます。リボ払いをやめたいときの方法もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

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リボ払いは損!?

リボ払い 損

確かによく「リボ払いは損である。」というセリフを目にしたり聞いたりしますよね。リボ払いが得なのか損なのかを知るためには、リボ払いがどのような支払い方法であるのか、その仕組みについて正しく理解しておく必要があります。

リボ払いは他の方法よりも複雑な支払い方法ですが、しっかりとした知識があれば損をすることを少なくすることが可能です。

まずはリボ払いの支払い金額の決め方、1年間にかかる手数料の金利、計算の仕方などをご説明していきましょう。

リボ払いは支払額が固定されている

リボ払いは、自分で設定をした金額を毎月支払っていく方法で、クレジットカード会社によりますが通常だと5,000円以上から1,000円単位で設定できます。

ゴールドカードなど限度額の高いカードの場合、リボ払いの最低支払い金額が高くなることがあるので、ご自分のカードを確認しておきましょう。

もし、5,000円で設定したら毎月5,000円の引き落としとなり、10,000円で設定したら毎月10,000円が引き落とされます。

リボ払いには手数料がかかります。手数料を毎月の支払額に加算する場合と、加算しない場合があり、これもまたクレジットカード会社によって様々です。

たとえば、毎月10,000円を支払う設定をしていたとして、手数料を500円だったとすると以下のような違いが出ます。

  • Aクレジットカード会社は、当月10,500円を引き落とし
  • Bクレジットカード会社は、当月10,000円を引き落とし

 

実はどちらを選ぶかも返済していく上で非常に重要になりますので、次の項目でご説明しますね。

リボ払いの手数料は、年率15.0%や18.0%にしているクレジットカード会社が多く、定期預金などに付く利息よりもはるかに高い年率となっています。

年率は1年間にかかる金利ですので、1か月の手数料の計算の時には年率を12か月で割ります。

年率や引き落としの方法がわかったうえで、なぜ損になるのかを例を挙げてご説明していきましょう。

【例1】Aクレジットカード会社の場合

リボ払いの設定金額を10,000円にして、50,000円のお買い物をした場合。手数料は年率15.0%とします。

  • 初回の支払い
    10,625円(手数料を足した金額)
  • 計5回の支払いとなり、手数料合計は1,875円になる。

 

上記は毎月の返済額10,000円に手数料を足した金額を返済した場合です。ご覧のとおり、合計5回(5か月)支払いをすることになります。

それではBクレジットカード会社の場合は、回数・手数料ともにどのように変わるのでしょうか。

【例2】Bクレジットカード会社の場合

毎月の返済額10,000円の中に手数料を含んだ場合の返済ならば、どのように変わるのでしょうか。

  • 初回の支払い
    10,000円(手数料を含んだ金額)
  • 計6回の支払いとなり、手数料合計は1,961円になる。

 

【例1】と【例2】は同じ10,000円に設定された返済額であるにもかかわらず、【例2】は支払回数は1回多く、手数料は86円高くなっています。

【例2】のBクレジットカード会社の返済の仕方を回数ごとに表にしてみましょう。

1回目2回目3回目(以降6回まで続く)
返済額10,000円10,000円10,000円
返済額内訳9,375円(元金)+625円(手数料)9,493円(元金)+507円(手数料)9,611円(元金)+389円(手数料)
残高40,625円
(この額に年率15.0%が足され、次月へ繰り越し)
31,132円
(この額に年率15.0%が足され、次月へ繰り越し)
21,521円
(この額に年率15.0%が足されて、次月へ繰り越し)

こうして表にするとよくわかりますが、10,000円の返済額の中に元金と手数料が含まれていますので、元金合計金額と手数料を足した50,625円から10,000円を引いた金額が残高になります。

そしてこの残高にさらに手数料(年率15.0%)を足した金額が翌月に繰り越されるのです。

これを繰り返していくことで、Aクレジットカード会社よりも1回分多く支払う結果になるのです。

返済設定額10,000円に手数料が含まれているのか、それとも足されているのかによってこれほど大きな違いが出るのです。

リボ払いをしようと考えている場合、クレジットカード会社のリボ払い手数料の引き落とし方も参考にしておいた方がいいでしょう。

リボ払いは長期化しやすい!

リボ払いは長期化しやすい支払い方法です。

たとえば分割払いの場合、1回のお買い物の金額を○回払いといったように回数を決めて金額を割り、その回数分支払いをしていきます。ですので、その回数分支払えば借金は終了ということになります。

しかしリボ払いは、毎月の支払金額を設定してその額を返済していきます。

もし最初に10万円を毎月1万円返済するリボ払いにしたら、10回もしくは11回で返済が完了する計算になりますが、さらに10万円の買物(借金)をすると、現在リボ払いにしている分に10万円が追加され、合計で20回または21回以上の支払い期間になるのです。

これを毎月繰り返すと返済期間が延々と延びていき、そこに手数料がかかってきますので手数料の分も上乗せされ、さらに借金が増えるということになります。

楽天カードのリボ払いについては、以下の記事で更に詳しく解説しています。

借金に対する意識が低くなる!

リボ払いは毎月決められた金額が引き落とされますので、いくらお買い物をしても毎月の支払額が変わることはありません。

分割払いだと借金の金額を回数で割るので、使いすぎた場合は毎月の支払金額が増えます。そのため使いすぎないように気を付けたり事前に資金繰りができますね。

ところがリボ払いは支払額が固定されているため、借金をしている感覚が鈍くなりやすいのです。

しかも利用明細や残高の明細が送られてこない場合、借金残高は自分で意識して確認するようにしないと、どのくらいの借金があるのかわからないのです。

お買い物のたびにリボ払いをしていたら、借金がどんどん増えて気付けば支払いきれない金額になる危険性もあります。

こうして見ていくと、リボ払いは手数料の年率が高くて長期化もしやすく、金銭感覚も狂いやすくなってしまうのは、確かに損ですね。

ウィーちゃんウィーちゃん

リボ払いってやっぱり損なんだね…。

博士博士

いやいや。使い方次第では非常に便利な返済方法なんじゃよ。

リボ払いの利点も紹介しておこうかの。

リボ払いは正しく使えば便利なサービス!

リボ払いの仕組みがわかり、リボ払いは損だ!と思われたのではないでしょうか。確かに手数料が高く長期化しやすい面では損であるといえます。

「それなら分割の方がいいような気がする。」と感じた方もいるかもしれませんね。

しかし、リボ払いは上手に利用すれば非常に便利なサービスなのです。決して損ばかりではない理由をいくつか挙げていきましょう。

毎月の支払額を自分で設定できる

分割払いだと金額を回数で割るので、自分の返済できる金額をオーバーしてしまう可能性がありますよね。

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しかしリボ払いは、自分の収入やライフスタイルに合わせた金額をあらかじめ設定しておくことができますので、返済予定の金額が大きくて口座から引き落としができなかった!という事態が起こりにくくなります。

支払いを延滞・遅延すると、クレジットカードの信用情報(クレジットやローンの支払いの記録)にキズがついてしまい新しくカードを作るのが困難になったりローンの審査に落ちやすくなってしまんです。

リボ払いを利用して決められた日に支払いをしていけば、そういった事態を避けることができます。

かといってリボ払いを繰り返すと借金ばかりが増えて、いつのまにか利息のみを支払っていくという悪循環が生まれますので充分気を付けてくださいね。

お金に余裕があるときは繰り上げ返済も可能

リボ払いはいつでも繰り上げ返済ができますので、ボーナスが出たときや臨時収入があったときには繰り上げ返済をしておくといいでしょう。

繰り上げ返済をすることで、支払回数が少なくなったり手数料が減ったりしますので、後の支払いが楽になります。

ただし、繰り上げ返済を意識し過ぎると手元のお金をすべて返済に充ててしまい、生活ができなくなった…ということも起こりかねませんので、繰り上げ返済はきちんと計画して、ある程度余裕があるときにおこなうようにしましょう。

博士博士

リボ払いの利点を考慮しても、やはりリボ払いをやめたい人のためにリボ払いをやめる方法も解説じゃ!

リボ払いをやめたい時の方法

ここまで読んでみてリボ払いの利点がわかっても、リボ払いをやめたいと思ったら何とかして早めに返済するか支払い方法を変更する必要があります。

しかし、一度リボ払いに設定してしまった分の支払い方法を一括払いへ変更することはできません。

一括払いは手数料のかからない支払い方法であり、リボ払いを始めてしまったのならすでにその手数料を支払っているのですから変更が利かないのです。

では、どうやって返済したらいいのでしょうか?

リボ払いの残債を一括返済する

リボ払いには、後に残債を一括で支払う事のできる『おまとめ払い』というものがあります。

この方法は一括払いと同じかと思われますが、リボ払いの一括返済なのでもちろん手数料がかかってきます。

しかし、まとまったお金が準備できたなら、手数料がかかりすぎないうちに早めにまとめて返済してしまいましょう。返済の仕方は2種類あります。

  • 銀行・コンビニなどのATMで支払い
  • 銀行振り込み

 

支払いの方法も各クレジットカード会社によって違いますので、電話などで尋ねてみてください。

では、まとめて支払うためにはどんな方法で資金繰りをしたらいいのでしょうか?まとめて返済をするための手段として、以下のような方法があります。

  • 貯金からまとめて返済
  • ボーナスでまとめて返済
  • 低金利カードローンでまとめて返済

 

貯金やボーナスでまとめて返済するというのはなんとなくわかる気がしますね。しかし3つ目のカードローンとはどういったことなのでしょう?

具体的にどのような返済の仕方になるのかを、もっと細かく解説していきますので自分に合った返済方法を見つけてくださいね。

貯金でまとめて返済する

もし手元に貯金があり、今後の生活費を大きく削らなくていいだけの余裕があれば、貯金を下ろして一括で返済してしまいましょう。

※前章でご説明した繰り上げ返済という方法ですね。

「定期や定額を崩すのはもったいないな…。」と思うかもしれませんが、定期や定額の利息は大体が0.01%からどんなに高くても0.3%程度しかありません。

しかしリボ払いの手数料は15.0%も取られるのです。

200,000円の定期預金の利息が0.01%であれば、1年間に付く利息は20円。

200,000円のリボ払いの手数料が15.0%ならば、12か月で返済したとして手数料は約16,000円です。

どちらが得かは一目瞭然ですよね。かといって前章でもご説明した通り、生活が苦しくなるほど繰り上げ返済をしては元も子もありません。多少の節約生活ができる程度のお金は残しておきましょう。

ボーナスが出たらまとめて返済する

会社からボーナスが出たら、まずはリボ払いの支払いに充てましょう。定期預金や定額貯金の金利が低い昨今、貯金の利息で貯めるというのは得策ではありません。

まずは手数料の高いリボ払いから先に返済していき、リボ払いの返済が終わってから定期預金や定額貯金をした方が、効率的にお金を貯めることができます。

低金利カードローンを利用して一括返済する

見出しの内容を見て、もしかしたら「借金してるのに、また借金するの?」と疑問も出てくるかもしれませんが、実は金利の面だけ見てみるとカードローンの方が手数料の年率が低いプランが多いのです。

大手銀行のカードローンやネット銀行ならは、1.6%から18.0%の金利でお金を借りることができます。

カードローンの金利の差は利用限度額に応じて変動します。

もしアナタの利用限度額が300万円までだったとしたら、7.0%から10.0%の金利で借りることもできる場合があります。(※銀行によります。)

現在利用しているリボ払いの金利15.0%以下でお金を借りることができる銀行があれば、カードローンから一旦お金を借りてリボ払いの一括返済に充てたほうが、手数料のムダ払いにはなりません。

もちろん銀行から借金をするのですから、銀行への返済も考慮してお金を借りるようにしましょう。

もうひとつ注意したいのは、カードローンでも簡単な審査があるということです。審査の内容は銀行によって様々ですが、審査に通らなければカードローンで借り入れをすることはできません。

カードローンを利用する際には、申込み書類などは正確に記入しミスのないようにしてください。記入漏れやミスがあるとそれだけで審査に落ちてしまうこともあるため、十分に注意しましょう。

カードローンには消費者金融を利用するという手もありますが、年率が18%から20%と銀行よりも高めの設定になっています。

その代わり審査が銀行よりも通りやすいという利点があります。どこのカードローンを利用するか、しっかりと考えてから申し込むようにしてくださいね。

リボ払いの解除をしたい場合は、『クレジットカードのリボ払いは解除できる?リボ払いをやめる方法まとめ』の記事で解除方法を詳しく紹介しています。

一括払いができないときの対処法

クレジットカード会社によって、リボ払いを一括払いにできないところがあります。

そういったときは、毎月の返済設定額を上げて早めに返済が終わるようにしましょう。

たとえば、毎月の返済額が5,000円だったけど8,000円に引き上げてみる、10,000円に上げてみるといった具合です。そうすることで少しでも余分な手数料を支払わなくてよくなります。

このほか、残高が64,000円あり、それを一括で返せそうなら設定額を70,000円にしておくと、翌月で返済が終わることになります。

この方法ならリボ払い専用のクレジットカードでも生かせますので、上手くやりくりをして早く返済するようにしてくださいね。

リボ払いをまとめて返済する場合の注意点

リボ払いの手数料は高いし長期化してしまったから早く返済したい!という気持ちが焦りを生んで、違法な金利を取る業者(ヤミ金など)に手を出してしまわないようにしてください。

今すぐにまとめて返済するのが難しいなら、現状を維持しつつコツコツとお金を貯めていきましょう。

上手く節約をしていけば、毎月の返済設定額を上げることも不可能ではありません。

リボ払いについて、更に詳しく知りたい方は以下の記事でも解説していますので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

まとめ

リボ払いが本当に損なのかを解説してきましたがいかがでしたか?

リボ払いは金利が高く、返済期間が長期化しやすいのが難点ですが、上手に利用していけば無理のない返済ができるという便利なサービスでもあります。

また、残債を一気に返済する方法もありますので、まとまったお金ができたら早急に返済を終わらせることもできます。

毎月支払う設定金額を引き上げて、返済回数を減らす方法も非常に有効でしたね。今までリボ払いをそのままにしていたならば、この機会に見直してみるといいでしょう。

リボ払いのメリットそしてデメリットの両方をしっかりと見て、充分に考慮してからリボ払いを利用するようにしてくださいね。

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