ウィーちゃんウィーちゃん

リボ払いの手数料がすっごく高いから、手数料を減らす方法があるといいニャ~。

博士博士

それなら繰り上げ返済をするといいぞ。

ウィーちゃんウィーちゃん

繰り上げ返済?それなぁに?

博士博士

繰り上げ返済は、リボ払いの返済途中で返済額を増額して返す方法じゃ!

詳しく解説していくから、しっかり聞いておくのじゃぞ!

ウィーちゃんの言うとおり、リボ払いにかかる手数料は非常に高く、返済期間も長くなってしまいますよね。

「できれば手数料を安く済ませて、毎月の負担を減らしたい!」

という人も多いのではないでしょうか。

そこで、リボ払いの繰り上げ返済をおこない、手数料を減らす方法を解説していきます。

上手に繰り上げ返済をおこなうことで、手数料を減らしたり期間を短縮することができますので、ぜひ参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

リボ払いの繰り上げ返済の仕組み

リボ払い 繰り上げ返済

リボ払いの繰り上げ返済とは、毎月支払っている金額とは別に、リボ払いの一部または全額を返済することです。

毎月支払っているリボ払いの金額の中には、その都度手数料が含まれて引き落としをされますが、繰り上げ返済の場合手数料を含めない元金の返済として扱われます。

元金自体の返済なので、もちろん手数料の軽減になるのです。早ければ早いほど、今後の返済が楽になります。

繰り上げ返済の種類

繰り上げ返済には2種類あり、自分のライフスタイルや家計の事情によってどちらかを選ぶことができます。

  • 期間短縮型
    →繰り上げ返済をすることで、その分の支払期間を短くするタイプで毎月の支払額は変わりません
  • 返済額軽減型
    →毎月の返済額を少なくして返済していくタイプで返済期間は変わりません

 

どちらも手数料を減らすのには効果的ですが、手数料の負担を大きく減らそうと思うなら、期間短縮型の方が向いているかもしれません。早く返済できるのも利点です。

また、毎月の資金繰りを楽にしたい場合は返済額軽減型の方が毎月の支払額が減るので、生活費に余裕を持たせることができます。

博士博士

繰り上げ返済で期間を短くするか、毎月の返済額を減らすか、良く考えて自分に合う方法を選ぶのじゃよ。

リボ払いを繰り上げ返済した時に減る手数料

リボ払いを早く返済しようと一生懸命繰り上げ返済をおこなったのに、手数料にあまり差が無かったらガッカリしてしまいますよね。

実際、リボ払いを繰り上げ返済した場合どのくらい手数料の違いがあるのでしょうか。

まずは本題に入る前に、手数料の計算に大きなかかわりがある支払い方式について触れておきましょう。

元利均等方式式と元金均等方式

リボ払いは、各クレジットカード会社や銀行、消費者金融などによって手数料をどのように支払うか、その方式に違いがあります。支払い方式は2通りあり、下記のようになります。

  • 元利均等方式
    元金と利息を足して設定金額にを支払額とする
  • 元金均等方式
    設定金額を元金とし、利息を足して支払額とする

 

あまり聞きなれない名前ですが、金融機関やクレジットカード会社で決められているリボ払いの引き落とし方は、上記2つのうちどちらかの方式でおこなわれているのです。

では、それぞれをもう少し詳しくご説明していきましょう。

元利均等方式は設定金額に手数料が含まれる

元利均等方式は、元金と手数料を足した金額が設定金額になるように支払っていく方法です。

たとえば、リボ払いの毎月の設定金額が10,000円だったとしましょう。その手数料が980円だったとすると、元金は9,020円となり、元金と手数料を足すと10,000円になるというものです。

ひと月の支払い額の内訳は以下の通りになります。

ひと月の支払い額(内訳)
元金9,020円
リボ払い手数料980円
支払い額合計10,000円

毎月の手数料が変わっても支払額は10,000円と変化がないので、返済の計画を立てやすいのが利点です。

しかし、元金が減りにくいので元金均等方式よりも支払期間が長くなりやすく、その分手数料もかかりますので最終的な支払総額が高くなりやすいというデメリットもあります。

元利均等方式のクレジットカードには以下のようなものがあります。

  • Yahoo!JAPANカード
  • イオンカード
  • エポスカード
  • セゾンカード
  • ライフカード など

 

毎月の返済額を変動させずに安定した資金繰りをしたい人は、上記のクレジットカードを利用しているかもしれませんね。

では、もう一つの元金均等方式はどういったものなのか、ご説明していきます。

元金均等方式は設定金額に手数料を足す

元金均等方式は、設定金額が元金となり、そこに手数料を足した金額を引き落とすというものです。

毎月支払う設定金額を元利均等方式に合わせて10,000円、手数料も金額を同じ980円だったとしましょう。

元金が10,000円になりますので、そこに手数料を足すとその月の支払金額は10,980円となるのです。

ひと月の支払い額の内訳は以下の通りになります。

ひと月の支払い額(内訳)
元金10,000円
リボ払い手数料980円
支払い額合計10,980円

リボ払いがスタートした初期は、上記のように支払額が大きくなりますが、返済が進めば支払いは楽になっていき、最終的に総支払額は元利均等方式よりも少なくなるのが利点です。

元金均等方式となっているのが、以下のクレジットカードです。

 

返済金額が毎月変動しますので、支払金額を毎月確認しないとならない手間はありますが、元利均等方式よりも数回早く返済できるのは大きいですね。

リボ払いの手数料の返済方式がわかったところで、実際繰り上げ返済をすると手数料がどの程度変わるのかを解説していきましょう。

ウィーちゃんウィーちゃん

手数料が含まれているか足されているかによって、こんなに差があるんだね!

カードを選ぶときの参考にしておこう!

元利均等方式で繰り上げ返済する場合

まず最初に基本となる通常のリボ払い、繰り上げ返済をせずに最後まで返済した場合の表を見てみましょう。

200,000円をリボ払い15.0%(1年間にかかる金利)で計算し、毎月10,000円返済した場合。(手数料の計算式は【元金×15%÷12か月】とし、小数点以下は切り捨てとします。)

1回目2回目3回目4回目5回目23回目24回目
元金7,500円7,594円7,689円7,785円7,883円9,858円1,557円
手数料2,500円2,406円2,311円2,215円2,117円142円19円
支払金額10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円1,576円
元金残高192,500円184,906円177,217円169,432円161,549円1,557円0円(完済)

上記の表のように、支払い回数は全部で24回、支払い総額は231,576円となり、そのうち支払った手数料は31,576円になります。

4回目の支払いで一部繰り上げ返済した場合

それでは、4回目の支払いのときに繰り上げ返済をおこなうと、どうなるのでしょうか?

4回目に30,000円を支払い、期間を短くする期間短縮型をおこなった場合の表は、下記のようになりました。

1回目2回目3回目4回目5回目20回目21回目
元金5,902円7,535円7,630円27,785円8,133円9,797円6,491円
手数料2,500円2,406円2,311円2,215円1,867円203円81円
支払金額10,000円10,000円10,000円30,000円10,000円10,000円6,491円
元金残高192,500円184,906円177,217円149,432円141,299円6,491円0円(完済)

上記の表を見てわかるとおり、支払回数が21回と減っています。そして、手数料合計金額は26,469円となりますので、普通に支払っていくよりも5,098円手数料が安くなります。

5,000円を稼ごうと思うと、時給1,000円の仕事を5時間おこなわなければなりませんし、5,000円あれば豪華な食事もできそうですよね。

借金に縛られる期間も2か月減ると思うと気が楽になりますね。

返済額軽減型をおこなった場合は、毎月の支払額が約8,000円になりますが、支払っていく期間にあまり変わりがないことと手数料が期間短縮型に比べて安くならないことから、期間短縮型の方が効率がいいといえるでしょう。

スポンサーリンク

毎月の返済額を減らしたいという人は返済額軽減型の方が合っていますので、どちらが自分にとっていい方法かを良く考えてから決めてくださいね。

4回目に残額をすべて繰り上げ返済した場合

今度は4回目に残債をすべて繰り上げ返済するとどうなるのかを表にしました。

1回目2回目3回目4回目
元金5,902円7,535円7,630円177,217円
手数料2,500円2,406円2,311円2,215円
支払金額10,000円10,000円10,000円179,432円
元金残高192,500円184,906円177,217円0円(完済)

4回目の支払いにリボ払いの残債を支払いきってしまうと、手数料は6,932円となるので、普通に支払ったときと22,144円も安く済みました。

このようにリボ払いを早く返済すれば手数料はかなり安くなります。

返済までの期間が長くなれば長くなるほど手数料はかさんでいきますので、手続きは早い方がいいですね。

この方法は、各金融機関やクレジットカード会社によって『リボおまとめ払い』『まとめ払い』とった名前でおこなわれているところもあり、返済の条件ややり方はそれぞれで違います。

もし、1回で支払うメドが立ったなら、ご利用している各金融機関やクレジットカード会社に尋ねてみてください。そしてできるだけ早く完済できるようにしていきましょう。

元金均等方式で繰り上げ返済する場合

元利均等方式と同じ条件になるように、200,000万円をリボ払い15.0%(1年間にかかる金利)を、毎月元金10,000円返済した場合を基本としてみましょう。

(手数料の計算式は【元金×15%÷12か月】とし、小数点以下は切り捨てとします。)

1回目2回目3回目4回目5回目19回目20回目
元金10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円10,000円
手数料2,500円2,375円2,250円2,125円2,000円250円125円
支払金額12,500円12,375円12,250円12,125円12,000円10,000円10,125円
元金残高190,000円180,000円170,000円160,000円150,000円10,000円0円(完済)

上記の表のように、支払回数は20回であり、手数料の合計金額は26,250円です。支払いの合計金額は226,250円ですので、元利均等方式に比べて手数料だいぶ安いことがわかります。

しかし、安いといっても手数料であることには変わりがないので、なるべく早く完済しましょう。

4回目の支払いで一部繰り上げ返済した場合

元利均等方式と同じように、4回目に30,000円を期間短縮型で支払ったときはどのように変わるのでしょうか。

1回目2回目3回目4回目5回目17回目18回目
元金10,000円10,000円10,000円30,000円10,000円10,000円10,000円
手数料2,500円2,375円2,250円2,125円1,750円250円125円
支払金額12,500円12,375円12,250円32,125円11,750円10,000円10,125円
元金残高190,000円180,000円170,000円140,000円130,000円10,000円0円(完済)

このように、支払回数が2回減り、手数料合計金額が22,375円になりますので3,875円安くなります。

繰り上げ返済する額が大きければ大きいほど、支払回数も手数料も楽になっていきますので、できるだけ繰り上げて返済するようにしましょう。

返済額軽減型で返済した場合、毎月の支払額は約9,000円になります。

しかし、元利均等方式でご説明したことと同じで、返済期間が変わらないことと手数料があまり安くならないことから、期間短縮型の方がオススメといえます。

ただし、毎月の支払額を減らして生活に余裕を持たせたいという人には向いている返済方法なので、自分のライフスタイルに合わせて期間と返済額のどちらを優先するかを決めてくださいね。

4回目に残額をすべて繰り上げ返済した場合

それでは、今度は4回目に残債を全額繰り上げ返済をした場合の表を見てみましょう。

1回目2回目3回目4回目
元金10,000円10,000円10,000円170,000円
手数料2,500円2,375円2,250円2,125円
支払金額12,500円12,375円12,250円172,125円
元金残高190,000円180,000円170,000円0円(完済)

一気に170,000円支払うのは非常に大変かもしれませんが、手数料の合計金額は、9,250円となり17,000円も安くなりました。

このように、支払う額が大きくなれば後の返済が楽になり、手数料も少なくて済みますので、まとまったお金ができたり余裕のある月には、できるだけ返済したいものですね。

ウィーちゃんウィーちゃん

ボーナスや臨時収入があったときは、そのときにガツンと返しておけば手数料がかなり少なくなるね!

繰り上げ返済以外もある!リボ払いの手数料を減らす方法

リボ払い 繰り上げ返済

リボ払いは、繰り上げ返済をすることで如何に手数料を減らすことができるのかがわかりましたね。

「でも、リボ払いの手数料を減らすには、繰り上げ返済しか方法はないの?」

いえいえ、他にも手数料を減らす方法はあります。

今度は、繰り上げ返済以外でリボ払いの手数料を減らす方法を解説していきましょう。

毎月の支払い設定額を上げる

現在のお仕事以外にお仕事をもうひとつ増やしたり、昇給などで毎月の収入が上がったときは、毎月の支払い設定額を上げるのも手数料を減らす有効な手段です。

リボ払いの設定額は自分で設定することができますので、簡単に変更できます。各クレジットカードのリボ払い解除方法は、『クレジットカードのリボ払いは解除できる?リボ払いをやめる方法まとめ』の記事で詳しく紹介しています。

たとえば、毎月5,000円を設定額にしていたのを10,000円に引き上げると、返済期間は約2分の1になります。

毎月の手数料の金額も毎月5,000円支払っていた時よりもかなり安くなります。

残額を一括で支払ってしまう

リボ払いの残額を一括で支払うことで、リボ払いの手数料を最小限におさえることができるのです。

リボ払いを毎月そのまま払い続けると、(あまり自覚がないので厄介ですが…)かなり大きな額の手数料をクレジットカード会社に支払うことになるので、支払い総額を見て驚くことがあります。

もし、まとまったお金があるのなら、毎月リボ払いを続けるよりも一括で支払ってしまった方がいいでしょう。

クレジットカード会社によって異なりますが、インターネットか電話で申し込むことで、リボ払い残高を一回にまとめて支払うことができるので、一度確認しておいて下さい。

カード会社によって締め日が違うので、何日までに一括払いの申し込みをすると翌月に引き落としが行われるのかも変わってきますので、まだ一括で支払うことができなくても、事前に確認しておいた方がいいですね。

リボ払いを一括返済する為のあらゆる方法や、メリットを『リボ払いをやめたい!一括返済をする方法と、得られるメリット』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

どうしても今の収入で返済が難しいとき

現在の収入では返済額を上げることもまとめて返済することもできないときは、今の生活の中で節約ができるものがないか考えてみましょう。

例えば、各携帯電話会社は、インターネットと電気をまとめて契約すると安くなるプランを提供していますし、携帯電話の料金プランを見直すだけで、場合によっては月数千円安くなる場合もあります。

収入を増やすのは難しいですが、毎月必ず出て行く携帯電話利用料金や電気代などは、節約すると1ヶ月ではわずかな金額でも1年間になるとかなり大きくなるので、検討してみる価値があるところでしょう。

そして、少しでも生活の補てんができると、毎月の支払額の設定を上げることもまとめて支払うことも可能になります。

そのほか、手元にあるものを売ってお金を作ることもできます。たとえ少額であれ、リボ払いは早く返済をした方が支払う手数料の総額が少なくなるのでメリットが大きいのです。

リボ払いの残債が払えない時の対処法について、『リボ払いの残債が払えない!そんな時にできる返済方法』の記事で更に詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

まとめ

リボ払いの繰り上げ返済に関して解説してきましたが、繰り上げ返済をすることで手数料が本来支払うべき金額よりも安く済みますし、返済期間が短くなることで心に余裕も出てきますね。

たとえ1回で払いきることができなくても、1度でも増額して支払うことで無駄な手数料が少しでも減りますので、リボ払いの返済に充てていきたいものです。

ただし、生活が厳しくなるほど繰り上げ返済をするのは非常に危険ですので、節約生活ができる程度の金銭は手元に残しておきましょう。

スポンサーリンク