ウィーちゃんウィーちゃん

博士ー!何でそんなにバタバタしているニャ??

博士博士

もうすぐ身近な人の一周忌なんじゃよ。だからお布施や引き出物の準備で忙しいのじゃ。

ウィーちゃんウィーちゃん

一周忌って色々しないといけないんだね!僕にも教えてー!

博士博士

じゃあ一周忌のマナーについて一通り話していこうか!お布施や引き出物の相場も話もあるぞ。

大切な人がお亡くなりになってから、そろそろ一年が経つという頃になると、年忌法要の準備に忙しくなりますよね。故人がなくなってから一年目の法要を『一周忌』といいます。

お寺の僧侶をお呼びしてお経を読んでいただき、遺族、親族のほかに故人のご友人にご列席いただき故人を偲ぶ大事な法事です。

しかし、法要のマナーを知らないと失礼にあたってしまうことがあるのです。今回は、「お布施の書き方・渡し方」のほか、引き出物についても詳しくご紹介していきましょう。

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一周忌法要のお布施の相場

一周忌 お布施

お布施とは、僧侶に故人が成仏できるようにお経を読んでいただき、そのお礼としてお渡しするものです。なので、きちんとした料金設定はありません。

お寺に尋ねても「お気持ちだけで…」とおっしゃる僧侶が多いのではないでしょうか。しかしお礼を渡さないわけにはいきませんよね。

一般的にはどのくらい包むのがいいのでしょうか?

一周忌法要のお布施相場

お布施の相場は大変幅が広く、10,000円~150,000円位が相場になります。一般的には30,000円、または50,000円が多いようです。

もし迷うようでしたら、事前にお寺の関係者の方や僧侶に尋ねてみても大丈夫ですよ。

先に申しあげた通り「お気持ちだけで…」とおっしゃる僧侶もいらっしゃいますが、「皆様はどれくらいお包みになられているのでしょうか」と尋ねれば教えてくれます。

また、葬儀社からの紹介のお寺でしたら葬儀社に尋ねてみるのもいいですよ。

お布施以外に必要な金額

僧侶が自分の車で葬儀社まで足を運んでくださった場合には【お車代】を用意し、法要の後の会食に参加されないときは、【御膳料】を用意します。

その両方ということもありますので、慌てないように事前に用意しておくのがいいでしょう。この時の封筒も白いものを使用してください。お車代は10,000円、御膳代は5,000円というのが一般的です。

三十三回忌が最後の場合が多い

一周忌以降の法事回忌は、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌、五十回忌になります。

一周忌と三周忌は遺族・親族の他に、故人の友人も法要にご列席いただくことが多いのですが、それ以降の法事回忌は遺族・親族のみでおこなわれることが多いです。

そして十三回忌までは法要をおこないますが、十七回忌から二十七回忌までは1、2回省く家庭が増えています。(地域の慣習や先祖代々よりの方法によって異なります)

わかりやすく一覧表にしました。

※カッコ内は法要をおこなう年であり、『数え』でおこなわれます。

 忌参加の範囲
三回忌(故人が亡くなってから満2年)遺族・親族・故人の友人が参列
七回忌(満6年)遺族・親族が参列
十三回忌(満12年)遺族が参列
十七回忌(満16年)一般的に省略されることが多い
二十三回忌(満22年)一般的に省略されることが多い
二十七回忌(満26年)一般的に省略されることが多い
三十三回忌(満32年)遺族(・親族)が参列

三十三回忌について

仏教では亡くなってから33年経てば、生前の悪行が「無罪放免」となり極楽浄土に旅立つことができるとされています。33年はその節目の年になりますので、三十三回忌の法要をおこなう家庭が多くあります。

そして戒名を過去帳に転記していただき、位牌を菩提寺に納める『弔い上げ(とむらいあげ)』をおこなうことが多いようです。

弔い上げについては、お世話になっているお寺様に尋ねてみると間違いないでしょう。

三十七回忌、五十回忌について

三十三回忌のあとにも、三十七回忌・五十回忌があります。

しかし、三十三回忌を過ぎると、家庭の世代が変わってしまうこともあり、三十三回忌に弔い上げをすることが一般的になっています。

博士博士

家族・家庭や、風習によって変わるから一概には言えんが、一般的には上記のような回数になるぞ。

お葬式での香典の金額・相場についてや、キリスト教の香典・マナーについて、以下の記事で更に詳しく解説しています。

お布施の正しい渡し方

一周忌 お布施

お布施を僧侶にお渡しするときにもきちんとしたマナーがあります。マナー違反をしてしまうと、故人のための大切な法要が台無しになってしまうかもしれません。

お寺の関係者の方々や列席してくださった方々に失礼のないように、しっかりとマナーを学んでおきましょう。

正しいのし袋の表書きと裏書き

お布施は弔辞の時に僧侶へのお礼としてお渡しするものですので、薄墨では書かずに【黒い墨の筆】で書くようにしてください。

お布施の表書きとして上半分に「御布施」または「お布施」と書くのが一般的な書き方とされています。下半分には施主の苗字または氏名を書きます。

出典:葬儀社東和

裏には、左中心よりに【金額】【住所】【氏名】を書きます。金額は旧漢数字を使用して書くようにしましょう。

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 通常の漢字旧漢字

金額の頭には円マークと同じように「金」の文字を書きます。

<金額記入例>

・5千円→金伍阡圓
・1万円→金壱萬圓
・10万円→金壱拾萬圓
・100万円→金壱百萬圓

 

表書き・裏書共に、お礼の気持を込めてしっかりと丁寧に書くようにしましょう。お札は半紙の中包みに入れて、奉書紙と呼ばれる紙に包んでお渡しするのが正式とされていますが、封筒でも失礼にあたることはありません。

封筒は郵便番号のない白いものを用意しますが、一重のものを選んでください。

これには意味があり、二重の封筒は「同じことが二度起こる」という意味になるといわれ、良くないものとされています。一般には水引は不要と言われますが、地域によって違いがありますので、風習に従って準備するようにしましょう。

お布施の正しい渡し方

弔事の時には旧札を使用するのがマナーですが、法事の時は新札を用意してお渡しします。商品券や小切手などをお布施にするのは大変失礼に当たりますので、必ずお札を準備してください。

お布施を直接僧侶に手渡しするのはマナー違反です。もちろん床に置いてもいけません。お布施は、小さなお盆(切手盆や祝儀盆などの正式な黒いお盆、または普通のお盆)に載せてお渡しするようにします。

お盆は葬儀先で貸していただけることもありますが、もしなければ袱紗(ふくさ)に包んでおき、お渡しするときに袱紗から出して、袱紗の上に置いてお渡しするようにしてください。

また、菓子折りの上に置いて、表書きが僧侶の方に向くようにしてお渡しする方法もあります。

お布施を渡すタイミング

事前にお寺に行き、ご挨拶とともにお渡しするのが丁寧ですが、近年では当日にお渡しすることがほとんどです。

法要が始まる前、僧侶やお寺の関係者の方々に挨拶ができる時間があるようでしたら、その時にお布施を渡しましょう。終わった後にお渡ししても問題はありません。

他に僧侶へのお車代や御膳料がある場合は、お布施と一緒にお渡しする方がいいでしょう。葬儀社の方に渡し方や渡すタイミングなどを事前に相談しておくのもいいですね。

ウィーちゃんウィーちゃん

お布施の金額は失礼のないようにしたいよね!

こういった部分でもマナーがあるなんて知らなかった。。

一周忌に用意する引き出物

一周忌 お布施

引き出物は、ご列席いただいた方々に持ち帰っていただくものですから、持ち帰りやすい形でお渡しする方がいいです。

では、引き出物の金額と、品物などについて詳しく見ていきましょう。

引き出物の金額

引き出物の金額は、相場として頂く香典の金額の「2分の1から3分の1」がいいとされています。あくまで一般的にですが、金額としてはだいたい2,000円から5,000円位とされていますよ。

掛け紙の書き方

引き出物に掛け紙(のし)を付けます。一周忌の掛け紙の書き方は、「志」「粗供養」「一周忌」となります。お店の人に掛け紙の表書きについてどのようにするかを聞かれますので、答えられるようにしておくといいですね。

引き出物のに適した品物

実用品や食品などの消えもの(消費されてなくなるもの)を選ぶようにしましょう。

実用品なら、石鹸・洗剤などの消費されるものが適していますし、食品なら、お茶・お菓子・海苔などが一般的に用いられます。

また、近年はタオルなども選ばれていますので、どんなものがいいのかをお店の人に尋ねてみるととても参考になりますよ。

引き出物に向かない品物

後に残るもの(インテリアや食器など)はあまり向いていないといえます。また、「生臭いもの(魚類や肉類)」は殺生を連想させるものですので、避けたほうがいいでしょう。

その他に、引き菓子も用意するようにしましょう。引き菓子には「お膳のお裾分け」という意味があり、列席してくださった方々が、帰宅後にご家族と分かち合うことができるようにするための「お土産」という意味でもあります。

法事に参列することができなかった方々の中で、お供え物やお香料などを頂いた方々にもお返しをお渡ししますので、忘れないようにしましょう。

博士博士

引き出物は何でも良いというわけではなく、マナーというものがあるんじゃよ。

事前にこういうことを知って、一周忌法要の準備をしよう!

49日での香典についてや、準備するお札についての疑問を以下の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

お布施に関するマナーや引き出物のマナーなどをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?初めて一周忌を取り仕切る人でも、きちんとしたマナーを知っておけば恥ずかしい思いもせず、法事を進めることができます。

皆様の心に故人の笑顔が浮かぶような法事にしたいものですね。

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