ウィーちゃんウィーちゃん

内科へ行った時に必要な初診料ってどのくらいかかるんだろう?

博士博士

実は初診料は決められた金額なんじゃよ!

咳が止まらなかったり熱があったりするときは内科にかかりますよね。

そこで診察をしてもらい、窓口で精算する際「初診料を含めまして○○○円になります。」と言われたことが一度はあると思います。

初めて行く病院ならば「初診料」が加算されることはわかるのですが、以前にも通ったことのある病院でも「初診料」が加算される場合がありますよね。

「この病院、2度目なのになぜ?」

と疑問に思うことでしょう。そこで、内科に行った時の初診料は一体いくらかかるものなのか、初診と再診の違いはどういったことなのかを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

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内科へ行った時の初診料の相場

内科 初診料

実は 内科に行った時の基本の初診料は、厚生労働省により「282点」と決まっているのです。

点数は「1点=10円」として計算しますので、「2,820円」が初診料となり、このうち国民健康保険や健康保険協会などが負担してくれる分がありますので、個人的に負担する初診料の額は「2,820円」のうち2~3割になります。

  • 自己負担が 3割の場合
    →850円(846円を四捨五入)
  • 自己負担が 2割の場合
    →560円(564円を四捨五入)

ただし、こちらは病院にある「病床ベッド数」が500床を超えない病院が対象になります。病床ベッド数が500床を超える地域医療支援病院は、条件により209点としています。

6歳未満の初診料は基本より高い!

6歳未満の子供が初診で医者にかかった場合は、上記の「282点」に「75点」が加算されます。

282点+75点=357点(初診料 3,570円)

 

上記の金額から健康保険を適用した場合、2~3割が自分で負担する金額になります。どうして6歳未満の子供は初診料が高くなるのでしょうか?

6歳未満の子供の初診料が高い理由

6歳未満の子供がかかる病気には、大人ではあまりかからない病気があります。たとえば、突発性発疹だったりRSウイルス(乳幼児はほぼ100%かかるといわれています)、百日咳(ワクチンを打つまでにかかる可能性があります)などがそうです。

これらの病気は、小児科専門の医者でないと判断しづらいうえに、抵抗力が低い乳幼児は病気が重症化しやすく、合併症などを引き起こしかねません。

また、先天性の病気を持っていても小児科専門の医師でないと発見が遅れてしまう可能性があります。こういった病気の診断の難しさから一般の大人よりも初診料や診察料が高くなっています。

ただ、各市区町村などの自治体によって子どもの医療費をその一部、または全額自治体が負担してくれています。なので自己負担が少なくて済む分「子供の病院代は安い」と勘違いをしてしまいがちですが、本当は大人よりも高くなっているのです。

ウィーちゃんウィーちゃん

6歳未満は初診料が高くなるって知らない人多いんじゃないかなぁ?

時間外診察の場合の初診料

診察の時間外だった場合には、その時間帯や診療休日によって金額が加算されます。

6歳以上6歳未満
時間外料金プラス85点(850円)プラス200点(2,000円)
休日料金プラス250点(2,500円)プラス365点(3,650円)
深夜料金プラス480点(4,800円)プラス695点(6,950円)

ただし「深夜」とは22時から翌朝6時までとしています。
休日は、日曜日・国民の祝祭日・12月29,30,31日・1月2日としています。

また、診療所においては「夜間・早朝・土曜日の午後」の料金がプラス50点されます。

  • 夜間(18時から22時まで)
  • 早朝(6時から8時まで)
  • 土曜日(12時から22時まで)

 

初診であり、尚且つ時間外に診察をしてもらう場合ずいぶんと点数が高くなりますね。かといって緊急に診てもらいたい時に、時間外料金のことなど気にしていてはいけません。

それでは、医療機関自体が救急医療の指定病院である場合も同じであるかどうか見てみましょう。

救急指定病院の場合

救急医療を確保するために夜間の診療を受け付けている保険医療機関の場合、厚生労働大臣が定めている時間において初診の夜間にプラスされる点数は、

6歳以上6歳未満
夜間であって厚生労働大臣が定める時間プラス230点(2,300円)プラス345点(3,450円)

というように点数が低く設定してあります。救急のときには救急指定病院を利用するようにすると、加算される料金は通常の病院よりも低めになりますが、注意していただきたいのは「自分で病院までいける場合は救急車の利用を控える」ということです。

事前に救急指定病院に電話をして症状を伝えておけば、自分で行ってもきちんと受け付けてくれますので、自力で行けるなら自分で行くようにしてくださいね。ー医科・歯科・調剤 平成28年度診療報酬点数表 参照

博士博士

初診料と言っても、時間帯や曜日によってこれだけ変わってくるのじゃ。

ただし、通常の時間帯や曜日であればほぼ同じ初診料になるということじゃ!

その他の科でかかる初診料については、以下の記事で詳しく書いています。

初診料と再診料の違い

内科 初診料

同じ病気や症状で3日後や1週間後に病院に行くと明細書の科目が「初診料」から「再診料」に変わっていることに気が付きませんか?

初診料と再診料は一体どう違うのでしょうか?一方、同じ病院に通っているのに初診料がかかってしまうときもあります。今度は再診料についても解説していきますね。

初診とは?

初診とは、以下のことを指します。

  • 訪れた病院が初めてである場合
  • 病院は初めてではないが、かかる「科」が初めてである場合
  • 病院は初めてではないが、前回とは違う症状で診てもらう場合
  • 病院は初めてではないが、同じ症状でも1か月以上が経過している場合

再診とは?

再診とは、初診と同じ月に同じ症状で診察をしてもらうことをいいます。

その時に発生する料金を「再診料」といい、初診と同じ症状で翌月に経過を診てもらうときは「再診料+継続管理費」が加算されます。

また、医師の指示により初診から1か月以上が経って同じ症状で再診してもらうときには「再診料+継続管理費+指導料」というように加算されますよ。

再診料は72点!

再診の場合は、再診料として72点が加算されます。金額にすると「720円」ということですね。初診料に比べてはるかに安い金額で設定されています。保険が適用されますので、この金額から自己負担額は2~3割となりますよ。

もし病気になり病院にかかる場合は、その症状がきちんと治るまで通い続けたほうがいいですね。自分の判断で治療を途中でやめてしまい1か月以上が経過すると、同じ症状であっても初診扱いとなってしまいますよ。

博士博士

同じ病院でも違う症状や病気を診察してもらった場合には、再診ではなく初診になるということじゃ!

「同じ病院なのに、なんで初診料がかかるの!?」という疑問はこういった理由があるからなんじゃよ。

1年で一定額を超える医療費がかかった場合、医療費控除を受けることができ大きなメリットがあります。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

内科の初診料はどの病院も同じ?

内科 初診料

病院には大学病院から、町にある個人の診療所までその規模の大きさは様々ありますよね。同じ内科であるならば、初診料はどこの病院も同じ金額なのでしょうか。

初診料は病床ベッド数によって変わる!

初診料は、入院したとき用のベッドの数が200床以上あるかどうかによって決まります。

  • 病床ベッド数が200床以下の病院
    →初診料282点(2,820円)
  • 病床ベッド数が200床以上の病院であり、尚且つ紹介状がない場合
    →初診料282点(2,820円)+特定療養費

 

こちらに出てきた特定療養費は、ほかの医療機関から紹介状をもらわずに大学病院などで初診してもらうときにかかる費用のことです。

「前は特定療養費など無かったけど…」

という人がほとんどだと思います。院内にいくつも科がある総合病院は、行けばどの科にもかかることができるという便利さから、町の診療所などは利用されることが少なくなり患者の数が減っていきますよね。

そうなると個人でおこなっている診療所は経営が成り立たず、総合病院などの大きな病院は患者で溢れかえり、救急患者を診察することができないという状況になってしまいます。

そういったことを避けるために、特定療養費というものができました。

特定療養費は、各病院で決めることができますので金額は様々ですが、だいたい「2,000円から4,000円」程度のところが多いようです。こちらは保険はききませんので、全額自己負担となります。

万が一入院となった時に準備しておきたいことや、かかる費用について詳しく下記の記事で解説しています。

まとめ

内科の初診料についてご説明してきましたがいかがでしたでしょうか?

今までかかったことがある病院ならば初診料はかからないと思われがちですが、実は最初にかかった時の症状や空いた期間によってまた発生することがわかりました。

また、病床ベッド数がどれほどかによって初診料に特定療養費が加算されますので、「病気かな?」と思ったときは、まず近くの診療所などで診てもらった方がいいでしょう。大きな病院に紹介状もなく初診でかかると、余分にお金がかかってしまいますよ。

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