入院 食事代

ウィーちゃんウィーちゃん

入院している時の食事もお金が必要だよね?

1日3食するわけだから、かなり高いんじゃニャいの?

博士博士

もちろん入院時の食事代は必要じゃ!

1食どのくらい食事代がかかっているのかを説明しよう!

入院するとなると、持ち物やお金の準備で大忙しですよね。そんな中、ふと食事が気になったりしていませんか?

「病院の食事は味が薄いと聞いたことある」

「食事は別でとることはできないのかな…」

「食事は保険がきくの?」

色々な疑問が浮かぶことでしょう。そこで今回は入院するときの食事代について解説していきたいと思います。入院に対する不安や疑問がひとつでも事前に解消しておきましょう!

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入院時の食事代は決められている!

入院 食事代

入院したときに出される食事は「朝」「昼」「夕」の1日3回ですが、このうち1食分は一体いくらになるのでしょう。また、病院の食事なのですから健康保険などが適用されるのかも疑問ですよね。まずは食事代から見ていくことにしましょう。

入院時の食事代の基本額

入院するときの食事は、厚生労働省により1食640円と決められています。そのうち保険により一部が負担されますので、その金額を引いた残りの額が自己負担額となるのです。

食事1食分の自己負担額は下記の表のようになります。

<一般病床・精神病床などの食事療養標準負担額>

平成28年度から平成30年度から
一般の方1食につき360円1食につき460円
住民税非課税世帯1食につき210円左と同額
住民税非課税世帯
且つ所得が一定基準に満たない70歳以上の高齢受給者
1食につき100円左と同額
住民税非課税世帯
過去1年間の入院日数が91日以上の方
1食につき160円左と同額

『厚生労働省 入院時の食費を参考』
※ただし「指定難病等」に該当する人は「1食につき260円」になります。
※1食の食事代の中には「調理費」は含まれていません。
「調理費」は別に負担することになります。

上記の表のとおり、住民税が非課税などの低所得の人は入院の日数によりますが食事療養標準負担額が安くなっています。食事療養標準負担額を減額してもらうためには、国民保険や管轄の健康保険協会(保険証に記載してあります)で事前に申請しておく必要があります。

申請が通ると「標準負担額減額認定証」を発行してもらえますので、保険証と一緒に医療機関の窓口に提示してください。70歳以上の人であれば「限度額適用・標準負担額減額認定証」が発行され、医療費の限度額適用も付いていますので、医療費の負担も軽くなりますよ。

79歳以下の人であれば「標準負担額減額認定証」にプラスして「高額医療限度額適用認定証」も発行してもらうことが可能です。詳しくは、保険証に記載してある保険者(国民健康保険や健康保険協会など)に尋ねてみてください。

入院する患者さんが65歳以上である場合

患者の年齢が65歳以上である場合、生活療養費として食事療養費にプラス320円加算されます。これは、医療機関ではない介護施設との公平化を図るために設けられたものであり、生活療養費として食事療養費とは別に支給されることが決まったので、標準自己負担額に生活療養費(居住費)を加えるものとされました。

特別食加算

特別食加算とは、医師の診断に基づいて発行される「食事箋(しょくじせん)」のよって、特別に準備された食事に対してプラスされる金額のことをいいます。

特別食加算=1食の自己負担額+76円

 

特別食の例を挙げますと、「肝臓病食」「腎臓病食」「糖尿病食」「貧血食」「胃潰瘍食」などがあります。これらの病気と患者さんの年齢などを考慮して作られた食事が特別食なのです。

特別メニュー(特別料金)

各医療機関によっては、決められた金額に応じて準備されている「特別メニュー」というものがあります。こういった特別メニューは個人の病院や普通食を食べることができる病棟に多くあり、特別メニューの料理内容や料金を掲示したりパンフレットにしてわかりやすく説明してあります。

料理の内容は、入院時食事療養費を超える額を支払うのに相当した内容ではなくてはいけません。ですので、考えているよりもちょっと豪華な食事が出てくる可能性もありますよ。

博士博士

入院時の食事代は年々高くなってきている傾向があるぞ!

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1日に1,000円前後の食事代が高い気もしなくはないが…

医療費は高額になれば、医療費控除というメリットがあります。まだよくわかっていない人も多いですが、税のメリットを受けることができるので、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

 

病院食を食べたくない場合

入院 食事代

病院食は基本的に味が薄めで、普段食べている食事と比べるとちょっと物足りない感じがするといわれています。

たまには味の濃いものが食べたかったりすることもあるでしょうし、お見舞いに来てくれた人と院内の食堂で一緒に食事をとったりすることもしたいですよね。その場合、病院の食事を断ることはできるのでしょうか?

食事を断ることはできる!

病院の食事は基本断ることができます。ですので、上記のようにお見舞いに来てくれた人と食堂で食事がしたい場合、事前に看護師に伝えておけばその時の食事はキャンセルできるのです。

食堂がある病棟では「食堂加算」が適用される病院もありますので、担当医師の許可があれば、食事療養標準負担額にプラス50円で食堂で食事ができますよ。病院によっては何を食べたかを把握しなければならないところもありますので、何を食べたかをメモすることが必要になることもあります。

ただし、特別食(糖尿病食や肝臓病食、腎臓病食など)を摂っている人の場合、医師の「食事箋」に沿った食事を摂らなくてはいけませんので、基本的に食事を断ることはできません。流動食の人ももちろん、別の食事を摂ることができませんので医師の指示に従うようにしましょう。

もし「食欲がないから」や「量が多いから」などの理由で食事を断りたい場合は、担当医師に相談してみてくださいね。

ウィーちゃんウィーちゃん

毎日おいしいごはんを食べたいけど、入院しているからには病院から出される栄養管理された食事をするのが一番なのかも。。

その他入院でかかる費用

入院 食事代

入院すると食事代以外にもいろいろお金がかかりますね。治療代や薬代はもちろん、他にも費用がかかるものがあります。

  • 部屋代(入院基本料)
  • 差額ベッド代

 

主に上記の2つがかかる費用となりますので、それぞれどういった内容や金額なのか詳しく解説していきますね。

部屋代(入院基本料)

入院するのに最低限必要な基本の料金です。こちらには大部屋に入る代金も含まれますよ。病院では看護師1人に対しどれだけの割合の患者さんがいるかにより、点数によって入院基本料を決めています。

たとえば、一般病棟である場合、

 看護配置点数金額(点数×10)
7対1日1日につき 1,555点15,550円
10対1日1日につき 1,300点13,000円
13対1日1日につき 1,092点10,920円
15対1日1日につき 934点9,340円

 

というようになります。国民健康保険や健康保険協会などに加入してると、上記の金額を10割として、そのうち1~3割が患者さんの自己負担額になりますよ。

差額ベッド代

基本的に入院する際は数人で1部屋を共有する「大部屋」を用意してもらえます。しかし、2人部屋や個室を希望した場合はその差額が発生します。それを「差額ベッド代」といいます。

病院や部屋の内装などにより金額はまちまちですが、大部屋とは違い特別に用意されている部屋ですので、ある程度の追加料金がかかります。もし大部屋に空きがなく個室にしか入れなかった場合は、一旦個室に入院して大部屋が空き次第移動させてもらいます。

この時の料金は自分で個室を希望したわけではないことから、差額ベッド代の支払いを拒否することができます。ただし、大部屋が空いたのに個室を利用し続けていたら、差額ベッド代の拒否をすることはできませんのでご注意くださいね。

入院時には、色々と準備も必要です。入院の時に役立つ情報は以下の記事でも書いているのでぜひ参考にしてみてください。

まとめ

入院時の食事代の一部は保険が負担してくれますので、かなり安い金額で食事ができることがわかりましたね。病院によっては特別メニューが用意されていたり、医者の許可があれば食堂で食事を摂ることも可能です。

「ちょっと違う食事がしてみたい」と思ったとき、あなたの食事が「食事箋」によって作られているものではない場合、担当の医師に尋ねてみてはいかがでしょうか?

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