ウィーちゃんウィーちゃん

東京の通勤に使う時に普通列車のグリーン車があるけど、あれって勝手に乗っていいの??

博士博士

ダメに決まっておる!あのグリーン車も通勤のストレスを軽くしたい人が定期を購入して乗っているのじゃよ。

ウィーちゃんウィーちゃん

そうニャの!?グリーン車の定期券ってすごく高そうだけど、どのくらいかかるの??

博士博士

意外とそうでもないんじゃ。グリーン車について話そう!

朝の通勤時間に普通列車に乗ると大変混雑していて、人同士がぶつかったり、荷物が潰されたり、なかなか降車できなかったり、雨の日などは傘が当たり濡れてしまう!なんてことも起こったりしますよね。

こんな悩みを解消してくれるのが「グリーン車」です。グリーン車といえば「高級」「快適」「サービスがいい」など普通車に比べてリッチなイメージがあり、一般的にはなかなか乗る機会がないですよね。

しかし、グリーン車は「新幹線」だけでなく「普通列車」にも連結されているのです。つまり通勤でもグリーン車を利用することができるわけですね。

ということは、グリーン車も定期で購入することができるということなのでしょうか。そんな普通列車のグリーン車の定期購入とその魅力についてまとめましたので紹介していきますね。

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通勤にグリーン定期券を使える範囲

グリーン車 定期

グリーン定期券を利用するには、もちろんグリーン車が連結している列車でないと利用できません。では、快適に通勤するためにどの路線がグリーン車を連結して走行しているのかを知っておきましょう!

グリーン車が連結している普通列車はどれ?

数ある普通列車の中でも、グリーン車が連結している列車の数はとても少ないですが、よく利用される下記の主要列車には連結しています。

  • 東海道線
  • 横須賀
  • 総武快速線
  • 宇都宮線
  • 高崎線
  • 湘南新宿ライン
  • 上野東京ライン
  • 常磐線の普通(快速)列車

 

普段通勤に使う列車があれば、乗る機会もありそうですね。ただし、一部の列車にはグリーン車が連結していない場合がありますのでご注意ください。特急や急行、新幹線などのグリーン車とは異なり、全席が自由席となっています。それから、もちろんのことですが全車禁煙となっています。

週5の通勤は定期を買う方がお得?

ではどんな買い方がお得になるのでしょうか。まずは、列車営業キロ数が16kmから20kmまでであることを例にして見ていきましょう。なお、下記に出てくる「ホリデー」とは土曜日、日曜日、祝祭日、振替休日および年末年始(12月29日~1月3日) のことです。

東京駅から川崎駅(走行距離約19km)

※通勤定期(1か月)の金額が9,050円であるとし、週5日勤務である場合。

グリーン定期
(20km以下・1ヶ月分)
31,680円
グリーン券
(50kmまで・平日のみ毎日購入)
39,850円
770円(グリーン事前料金)×2回(往復)×5日×4週+9,050円(定期代)

 

※通勤定期(1か月)の金額が9,050円とし、「ホリデー」に1日出勤して週6日勤務である場合

グリーン定期
(20km以下・1ヶ月分
31,680円
グリーン券
(50kmまで・平日とホリデー1日を毎回購入)
44,410円
(770円(グリーン事前料金)×5日+570円(ホリデー事前料金))×2回(往復)×4週+9,050円(定期代)

 

※通勤定期(3か月)の金額が25,790円であるとし、週5日勤務である場合

グリーン定期
(20km以下・3ヶ月分)
92,190円
グリーン券
(50kmまで・平日のみ毎日購入)
118,190円
770円(グリーン券事前料金)×5日×2回(往復)×4週×3か月+25,790円(定期代)

 

3か月のあいだに祝日が数日入る場合がありますね。その日に仕事が休みの場合は、グリーン券の合計金額から「1日につき1,540円」を引く計算になります。

出勤する場合は「1日につき1,540円」を引いてから、ホリデー料金「1日につき1,140円」を足す計算になりますよ。1か月の場合でも祝日が入る場合もこの計算で引いてください。

※通勤定期(3か月)の金額が25,790円とし、「ホリデー」に1日出勤して週6日勤務である場合

グリーン定期
(20km以下・3ヶ月分)
92,190円
グリーン券
(50kmまで・平日とホリデー1日を毎回購入)
131,870円
(770円(グリーン券事前料金)×5日+570円(ホリデー事前料金))×2回(往復)4週×3か月+25,790円(定期代)

 

なお、営業キロ数が20km以上である場合は、グリーン定期代(1か月分)が44,540円から距離に応じて高くなりますので、定期代の方が高くなります。

では、ここで51km以上の営業キロ数がある場合の1か月の定期代を比較してみましょう。

東京駅から逗子(走行距離約55km)

※通勤定期(1か月)の金額が69,330円であるとし、週5日勤務である場合

グリーン定期
(51km以上・1ヶ月分)
69,330円
グリーン券
(51km以上・平日のみ毎日購入)
63,830円
980円(グリーン券事前料金)×5日×2回(往復)×4週+24,630円(定期代)

 

こうして計算された金額を比較してみると、以下のことがわかりますよね。

【営業キロが20kmまでのグリーン定期券の方が、グリーン券を毎日購入するよりも安い!】

【営業キロが21km以上ならグリーン券を毎日購入する方が、グリーン定期券よりも安い!】

 

通勤で定期を購入してグリーン車に乗る場合は、走行営業キロを計算して自分に合ったお得な方法で購入するようにしましょう。参考までに『東京駅』からの各駅の距離を表にしましたので、利用してみてくださいね。

 東京駅からの距離駅名
10kmまで品川、赤羽、新小岩
15kmまで西大井
20kmまで川崎、市川、松戸
25kmまで船橋、浦和
30kmまで横浜、大宮、津田沼、柏
40kmまで千葉、取手
41km戸塚
47km大船
55km逗子、辻堂
62km熊谷、古河
64km平塚
77km小山
84km小田原

※営業キロが25km以上の場合は、1kmごとに料金が変わってきますので細かい数字で記載しています。

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ウィーちゃんウィーちゃん

距離によってこんなにも差があるんだね!

しかもグリーンだけあってまぁまぁな金額だよね…

グリーン券購入方法

グリーン車 定期

せっかくグリーン定期券とグリーン券を比較したのですから、ここでグリーン券の購入方法もご紹介しておきますね。まず知っておきたいのが、料金の違いです。

事前に券売機やみどりの窓口で購入するのと、車内で購入するのとでは大きな金額の差があります。

グリーン車 定期

JR東日本 普通列車グリーン車料金より引用

車内でグリーン券を購入すると金額がグンと高くなってしまうので、なるべく事前に購入する方がいいですね。次にグリーン券には、

  • Suicaグリーン券
  • モバイルSuicaグリーン券
  • 磁気グリーン券

 

という3つの種類があります。それぞれの特徴と購入方法を見ていきましょう。

Suicaグリーン券の場合

乗車する当日のみの購入で、有効期限は当日のみとなります。乗車前にグリーン車が停車する駅改札付近にある「Suicaグリーン券売機」でグリーン券を購入します。

乗車したら座席の上部にある「グリーン券情報読取り部」にSuicaでタッチすれば、赤色のランプが緑色に変わりますよ。精算方法は、Suicaで精算となりますので、残高を確認しておきましょう。

モバイルSuicaグリーン券の場合

「モバイルSuica」に対応した携帯電話であり、事前に会員登録をしてある場合にのみ利用することができます。こちらも乗車する当日のみ購入で、有効期間は当日のみとなります。

乗車前に会員登録してある携帯電話を使って「Suicaグリーン券」を購入しておき、乗車したら座席の上部にある「グリーン券情報読取り部」に携帯電話でタッチすれば、赤色のランプが緑色に変わりますよ。こちらの精算方法はモバイルSuicaで行いますので、残高を確認しておきましょう。

磁気グリーン券の場合

磁気グリーン券とは紙の切符のことです。乗車日よりも前に購入することができますので、事前に乗ることが決まっている場合、乗車前に急いで購入する必要がありません。

有効期間は券面に「有効期間開始日」が表示されていますので、その日のみが有効となります。乗車前に改札の外にある「みどりの窓口」や「券売機」にて購入します。

乗車後は、グリーンアテンダントが車内を回りますので、その時に購入しても構いませんが、料金が高くなりますのでご注意ください。座席上部のランプは、グリーンアテンダントが変えてくれますよ。

※『東海道本線』函南・三島・沼津および『常磐線』小木津・十王・高萩の各駅の場合は、磁気グリーン券のみの利用となりますので、ご注意ください。

グリーン車を少しでも安く乗る方法や、電車に乗るときには必須のSuicaについて、更に詳しく以下の記事で解説しています。

グリーン車と普通車の違い

グリーン車 定期

グリーン車と普通車ではどのような違いがあるのでしょう?グリーン車の魅力とともに、その違いを見ていきましょう!

車内販売がある

普通列車のグリーン車にはグリーンアテンダントがいて、車内で飲みものや軽食の販売をしに回ってきてくれます。ゆっくりとくつろぎながら、軽食と飲み物でもっと快適な時間を過ごせるわけですね。

ただ、車内が混雑している時は、車内販売ができないこともありますし、一部の区間や一部の列車では車内販売をおこなわない場合もあります。

座席が広い

普通列車グリーン車は、座席の間隔が普通車と比べると広くてゆとりを持った作りになっています。リクライニング機能を兼ね備えた「回転式クロスシート」を採用していて、快適な通勤時間を過ごすことができますよ。※一部の普通列車グリーン車は「回転式クロスシート」でない場合もあります。

2階建てグリーン車がある

首都圏ではほとんどと言っていいほど2階建てグリーン車が採用されています。2階からの眺めは非常に快適で人気の場所ですので、グリーン車に乗ると最初に埋まるのが2階なんですよ。2階には大きな荷物を乗せるスペースがないため、大きい荷物があるときは1階の方がおすすめです。

1階の室内は少し暗めに設定されていますので、仮眠をとるときも1階を選ぶ方が良いかもしれませんよ。読書灯も付いていますので、手元で作業をしたり本を読むときなども自分の周りだけ明るくすることができてとても便利です。

そして、2階建てグリーン車のほかに「平屋タイプグリーン車」があります。こちらは2階建てグリーン車を採用するようになってから数が少なくなってきており、最近では2階建てと連結して走行しています。少々古めの車両ですが、将来はなくなる予定とのことですので、見かけたら乗ってみるというのもいいかもしれませんね。

グリーン車でも座れない場合がある

同じグリーン車でも新幹線と違い、普通列車のグリーン車は全席「自由席」となっていますので、時期や時間帯によって座れない場合が出てきます。

混み具合は、普通車のように押しつぶされるほど混む!ということはありませんが、必ず座れるとは限りませんので心積もりはしておいた方がよさそうですね。座れる確率は時間帯にもよりますが「7割から8割程度」と思っていきましょう。

新幹線のグリーン車や、困った時の対処法などを下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ウィーちゃんウィーちゃん

グリーン車で座れなかったらツラいかも・・・

グリーン車で席の取り合いは大変だ!

まとめ

定期だと1回ずつ購入するよりもお得ではないかと思われがちですが、距離によって違いがありました。

グリーン車は「確実に座れる」というわけではないので、ひどい混雑を避けることができても立ったまま乗車することになる場合もあります。しかし、普通列車グリーン車には快適に道中を楽しむための工夫やシステムがありますので、一度は利用してみたいものです。

仕事で疲れた体を癒すという意味でも、是非利用したいですね。

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